長かった夏休みも終わって、あちこちで学校が始まった。こちらは、

学校区によって始まる日がまちまちだから、とっくのとうに始まっている

学校もあれば、まだのところもある。ともかく、末の息子が籍をおいて

いる(一応、まだ中退していない)学校区は9月12日がスタートだった。

 親にとっては魔の夏休みで、だいたい子どもが非行化するのがこの時期。

ウチのは、もう既に非行化しているので、大して変わりはないかな、と

思っていたが、まあ、夜遊びのひどくなること。こういうのを置いて、私だけ

日本へ帰るのも何だかな〜と少しは思ったが、実家の母のこともあるので、

「イイヤかまっちゃられない」と気持ちを切り捨てて帰ってしまった。こちらへ

戻ってから、他の子どもに息子の行状を確かめたら、3日に1度は家に

帰ってきてたようだ。

 ともかく、そんなこんなで、大きな事故も問題もなく新学年が始まった。

始まったのはいいが、ウチのはまだ、学校へ行く気らしい。だが、また

同じ学校(インディー・ハイ)へ行くというので、「もうやめて頂戴」とどなって

しまった。また、同じことの繰り返しは、火を見るより明らか。それでも

なおかつ「行く」という。何考えてんだ、コイツは…。ともかく高校は卒業すると

のたまう。親の方は、せっかく「学校やめても大した問題ではない」に気持ちを

持っていったというのに。誠意を示してもらうまでは、信用できない。

 と、そんなこんなで新学年はスタートした。新学年といっても、ウチの場合、

高校1年の単位はとっているようだが、2年になってからは状態が状態だけに

殆ど単位はたりない。ま、全体で220クレジットを取れば卒業できるということ

なので、時間がかかっても取れればいいか、と思っている。1回目は顔合わせ。

同じ学校へ行く条件として、先生とのアポイントの時間を午後にすることを

息子に科したので、午後1時を押さえてきた。先学期は、朝10時に取っており、

まともに起きて行けたのが数回というていたらくだった。

 そして2回目。教科書をもらってくる。1週間に1度の学校だから、それ以外の

生活は全く変わらない。夕方ころ友達の所へ遊びに行って、深夜近くまで

帰ってこない。だが学校の前夜、ふと気が付くと、コンピューターの前に座って

宿題をやっている。「ワッ、このコが勉強している姿を見るのは2年ぶりくらいだ」と

少々、顔がニヤケたが、危ない、危ない。安心するのは、まだ早いのだ。

 

 

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