んな親が一体、良い親なんだろうか。子供とがっぷり四つに組んで、子供が転げば一緒に転がっていくような

親なんだろうが、やっぱり私はできないと思う。自分を護ってしまう親だと思う。子供のことをできるだけ見ない

ようにし、自分が傷つくことを恐れる親だと思う。そうでないと、自分が立ち行かない。1人だけの母親ではなく、

3人の母親だからかな、と思う…

 1月、息子はIndependent Highschool、通称インディーハイに入学手続きに行った。こじんまりとした建物。

面白いことに、隣には普通の高校が建っている。あそこでやっていけない子は、塀乗り越えてこっちへ

くるんだろうか。行った時は通された部屋で、4人くらいの学生が1つの大きいテーブルに座り教科書を

開いていた。そばには男性教師が1人つき、各生徒の質問に答えている。入学や学校生活に関する数枚の

書類にサインをし、1週間に1度の登校日と時間を決めた。今期は6月半ばまで。息子は学生証を作って

その日は終わった。

 入学パンフレットを読むと、原則的に教師が指定した範囲を毎日自宅学習する。その結果を1週間に1度の

登校日に提出するのだ。自分のペースで、自分の能力に合わせた学習方法だとは思うのだが、こういう方法は

本当に勉強したいのに、教師や生徒に嫌がらせをされるとか、学校のペースにはついていけないとか、そんな

生徒にはぴったりなのだろう。だが、ウチの息子みたいな、障害も無いのにふてくされている子には果たして…。

 案の定、真面目に家で勉強し、教師のチェックを受けに行ったのは最初の2、3回だけ。あとは行ったり

行かなかったりになってしまった。2週続けて休むと罰金があるものだから、さすがにそれはない。ともかく

高校だけは卒業する気でいるらしい。そのつなぎというわけか…。だが、そういう中途半端さで目の前を

ウロウロされると、腹が立ってくる。男だろ、尻まくっていっそのことやめちまえ、こっちはある程度覚悟は

してるんだから。だが、同じようなことで悩まされた知人は「まだ無理だって。自分だってどうしたらいいか、

分からないでいるんだから。その年で、なかなか判断はできないよ。まともに行っているうちはいいけどね。

高校卒業しようという気があるだけ、良いとしなきゃ」。ともかく、見守ってやれということなんだが、いつまで

見守ってやればいいんだろ。本当に変わるときがあるんだろうか。こっちだって迷子になりそうだ。

 

 

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