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子供が道を迷うとき、親も一緒に迷子になるかもしれない。闇の中、手探りではいずる ように、すがるものを探すかもしれない。でも、子供が迷っているのだから、やはり親は 迷ってはいけない、いや迷ったところを見せてはいけないのかもしれない。闇の中にいる 子供に常に手を差し伸べていなければならないのかも。「ほら、ここにいるよ。おかあさんの 手にしっかりつかまっていて」と。 お酒、タバコ、ドラッグ、未成年にとって悪いことというのは魅力的だ。良いことよりも 数倍吸引力がある。お酒やタバコなんて、どうってことないよ。そうかもしれない。だが、 悪いことには引き返してこれるものとこれないものがある。 先のミーティングで退席するとき、左端に座っていた学校関係の人間が「Don’t smoke on campus」と言った言葉が耳に残った。気になって息子に問いただしたところ、差し 出したのが黄色いチケット。交通違反でもらうものと同じだ。「どうしたの、コレ?」 「タバコで捕まった」。路上でタバコを吸っているところをポリスに見つかった時と 同じように、学校内でも学校関係者に見つかると、大体のところポリスを呼ばれて 違反チケットをきられるのだ。捕まった日は1999年の10月末日、2000年1月5日に 少年裁判所へ出頭しろと書いてある。なんと、正月から裁判所に出頭? というわけで、今回は裁判所でのお話。時間指定(朝8時頃だったと思う)で 出かけていくと、ある部屋の前にはティーンエージャーを連れた親らしき大人の 長い列ができていた。みんな、ワルそ。息子を棚にあげて思った。順番を待って 受け付けでチケットを出す。息子の記録と照らし合わせ、別の部屋に行くよう 指図を受ける。そこは女性判事の部屋で、他に息子と同年齢らしき子供たちが 3人いた。判事は一人一人の名前などを確かめ、罰金を払うかタバコの講義を とるかを選択させる。罰金は確か2百数十ドル。息子はクラスを受ける方を 選んだ。受けたら証明をもらって、もう一度出頭しろと言う。こうした説明の 流れは、そこら辺で何かの手続きを行うときのように事務的だ。妙に感心して しまった。へー、説教の一つもあるのかと思ったけど(別に期待しちゃいない けど)、こんなモンなのか。いいのか、悪いのか、捕まった方も(息子を含めて)、 ケロッとしてる。変に座りの悪い思いをしているのは、親だけなのかもしれない。 タバコのクラスはまた別の日、予約を取って出かけていった。これは、 朝から夕方まで30ドルで受けられる。これで、罰金は帳消し。何だかな〜。 深く考えない方がいいのだろうか。
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