| ミルクでダイエットって知ってますか? |
| 骨の成長に必要なカルシウムがたっぷり入っていて、子どもにどんどん飲ませようと 宣伝されているミルクですが、最近発表された研究報告によると、ダイエットもできるということです。 また、ダイエットばかりでなく、がん予防にもなるという意見も発表しました。研究者は、「まださらに 研究が必要」と前置きしながらも、次のように報告しています。
College of Nutritionはカルシウムと体重に関する研究を分析しましたが、カルシウムを毎日300mg 摂取する(ミルク約240ml分)と、成人で6ポンド(約2.7キロ)減少することを関連付けました。でも、 これまで普通のミルクには乳脂肪が入っていて、どちらかというと、ダイエット向きだとは 考えられず、太りすぎを気にする場合、飲むのをやめるか減らすというのが常でした。 それが研究によると、カルシウム不足では体重を増加させ、それがまたカルシウム不足に陥るという 悪循環を招くということです。 少なくとも2件の研究では、乳製品を多くしてカルシウム摂取を増やすとかなりの体重減が 見込めることが指摘しています。Purdue大学が行った2年の研究では、摂取するカロリー量が 同じでも、カルシウムを1000mg摂った方が600mgに比べ、減少する体重が多いことが分かりました。 ただこの場合、効果が見られたのは摂取するカロリーが平均のグループだけでしたが。 また、テネシー大学が行った研究では、食生活にカルシウムを増やすと、摂取カロリー量を 減らした際細胞が脂肪を蓄えにくくなり、脂肪を燃焼しやすくなることを明らかにしました。反対に カルシウムが不足がちになれば、脂肪燃焼を減らし脂肪貯蔵を増やすよう細胞に変化を もたらすということです。 さらに、がんとの関連性を裏付ける研究では、特に結腸がんへの有効性が指摘されています。 Journal of the National Cancer Instituteに掲載された研究によると、カルシウム摂取の高い グループでは低いグループに比べ、結腸がんの罹患率が35%低下するとのこと。また、 カルシウム摂取を増やせば、がんに起こされやすい場所である結腸の内膜を罹患の 危険性の低い細胞にタイプに変化させることを明らかにしました。さらに、Nurse’s Health Studyでは、 閉経期後の女性に対する乳がんへの有効性は明らかにできませんでしたが、閉経期前の女性では、 カルシウム摂取量の低い女性と比べ、乳がんの危険性は30%ほど少なかったということです。 がんに有効性を発揮するカルシウム量は1日に700〜900mg。また、ダイエットでは1000〜1500mgと 考えられています。
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